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それからどしたの?うさぎちゃん 6



名を呼ばれて固まる俺に、カカシ先生は例の解術の薬を取り出した。
「怪我も良くなったし飲んでみようか、イルカ先生。」
笑顔が怖い。
「ほら、俺もそろそろうさぎちゃんを抱っこしてるよりもさ。」
片手で俺を抱っこして、片方の手の平に液体の薬を垂らす。
「人間の方を抱っこしたいからさ。」
はい、と手の平の薬を差し出された。
俺に選択肢はない。
この薬を飲まないと人間に戻れないんだ。
人間に戻りたい。
恐る恐る、薬を口に含んで。
ぽんと煙をあげて俺は人間に戻った。




人間に戻った俺は、当然カカシ先生の腕の中。
カカシ先生の腕の中って、でかい!
それが最初の感想だった。
上を見るとカカシ先生が、ものすごく驚いた顔して俺を見てた。



カカシ先生って顔が整っているとは思っていたけど。
驚いた顔しても顔が崩れないって、すごいな。
妙なことに俺は感心した。
でも、何をそんなに驚いているんだろう。
驚き固まっているカカシ先生の腕の中から易々と俺は抜け出すことに成功。



うーんと伸びをして、久々の人間の体を堪能する。
やっぱり人間の体のほうがいい。
簡単に体操をして体を解すと俺はカカシ先生に、ぺこりと頭を下げた。
「いろいろとお世話になりました。お礼は日を改めて参ります。」
聞いちゃいけないこと、たくさん聞いたけど、この際聞かなかったことにしよう。
俺はそう結論付けた。

ちょっと元生徒のことで意地悪されたような気もするけど、この際不問にして水に流す。
そうそう、それがいい。



理由は分からないがカカシ先生が固まってる間に帰ってしまおう。
チャンスは逃すなが俺の鉄則。
帰って受付け所に顔を出したらナルトを誘ってラーメンだ。
ラーメン!
うきうきしてくる、だってラーメンだもん。
玄関に向かう俺に、正気づいたカカシ先生が飛び掛ってきた。



「帰っちゃ駄目ー!」
「え?」
俺の体を羽交い絞めにしてくる。
「カ、カカシ先生?」
「駄目駄目。そんな姿で外に出ないでー!」
そんな姿って。
「そんな、可愛い子供の姿で外に出たら、俺の心臓が止まります。」
更に叫ぶカカシ先生。
「兎の時は一緒に寝ると潰しちゃうと思って我慢していたけど、この子供の姿でなら大丈夫なので一緒に寝てください。」
子供!
そう俺はカカシ先生の腕の中にすっぽり入るほどの大きさの子供のなっていた。
子供、所謂少年だ。



人間に戻って、少し忍服がゆるくなったな〜とは思ったけど。
兎の時に野菜ばかり食べたから、その効果で痩せたと思ったのに。
まさか、子供になっているなんて。




それからどしたの?うさぎちゃん 5
それからどしたの?うさぎちゃん 7




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