それはいわゆる一つの恋愛感情 余談
※アニメネタバレあり
そして機会があったので綱手はイルカに気になっていたあることを訊いて見た
「あのさあ、イルカ」
例によってイルカは綱手の仕事の手伝いに来ている
「はい、何でしょうか」
「イルカって、いつからカカシのことが好きなんだ?」
「え、っと、あの」
意表を突く質問で心の準備が出来ていなかったのかイルカの顔が、ぱっと朱に染まった
初々しい
「それは、どういう・・・」
「ああ、好きというかカカシのことが気になり始めたのはいつ頃なんだい?」
なんとなく気に掛かる
「ええとですね」
照れながらもイルカは、しどろもどろに答えた
「随分前のことになりますが三代目が生きていらっしゃった頃、俺がアカデミー勤務になる前のことです」
「うんうん」
「偶然にもカカシさんが隊長を務める部隊に配属になりまして」
「ほう」
「その時、俺のことを助けてくださって」
「ふむふむ」
「怪我をした俺を庇ってくれたりして面倒を見てくれて」
「ふーん・・・」
「すっごく格好良かったんです!」
それから里で再会してカカシさんと二人きりになると、どきどきしてとイルカは頬を染めて話す
つまり言うなれば、その時にイルカはカカシに惚れてしまったということだ
「へえー、そうだったのかい」
聞いている綱手は甘い物を食べた訳ではないのに胸やけがしてきた
それってさあ!
三代目が生きていた頃からイルカはカカシのことが好きだったことになる
長い年月が経っても変わらぬ気持ちをカカシに持ち続けていたイルカ
なんかさあ・・・
綱手は、つい声に出してしまった
「それって純愛だよねえ」
今度、会ったらカカシに教えてあげようと心密かに決める
カカシの喜ぶ顔が目に浮かぶようだ
イルカのカカシに対する感情は、いわゆる一つの恋愛感情で
そして、それはとても純粋な恋愛感情だったのであった
それはいわゆる一つの恋愛感情 12
恋する気持ち
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