AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する


食堂で 5




やっとイルカ先生と食事が出来た。
一緒に食べるとやっぱり美味しいなあ。
カカシの顔には笑みが零れる。



イルカ先生は俺の話を分かってくれたみたいだし、これからはずっと一緒に食事が出来るんだな。
実際にはそんな約束もしていないし、イルカもカカシの話が殆ど分かっていなかったのだが、カカシの中ではそういう風になってしまっていた。
ホットケーキを無心に食べるイルカを見ながらカカシは見慣れない飲み物があるのに気づく。
「その、光の三原色みたいな飲み物は何ですか?」
イルカは怪訝そうにカカシをみた。
「えっと、クリームソーダですけど。」
「クリーム・・・?」
緑色の液体の上に白いアイスがのった、カカシから見ると毒々しい色合いの不思議な飲み物なのだが。
どんな味がするのだろう?
とても興味がわいた。




もしかしてカカシ先生、俺のクリームソーダを狙っているのか。
俺の食後の楽しみなのに。
でも、何で俺の食べるものばっかりに興味を示すんだろう?
イルカは心の中で呟いた。
うーん、そんなに俺の食べているものが珍しいのかな?
いつも、何だかんだ言って何故か俺の好きなものをカカシ先生が食べていて、それを食べさせてもらってたりするし。
カカシに少し負い目のようなものを感じたイルカはおずおずと切り出した。
「あの、少し食べてみますか?といっても唯のアイスですけど。」
イルカはクリームソーダのアイスをスプーンで掬うとカカシの口元に持ってきた。
初めて、イルカの方から自らカカシにあげることになる。
カカシは実に嬉しそうに、その差し出されたアイスを食べた。




アイスを食べたカカシは感動に包まれていた。
イルカ先生の方から初めて食べてみないかと誘われちゃったよ。
そして、そのイルカの可愛いことといったら。
ちょっと怖々した様子とかね。
そこまで考えてカカシはふっと思った。
可愛い?
頭の中に疑問が浮かぶ。
イルカ先生って男だよね、どう見ても。
それなのに、可愛いって思う俺って。
何でだろう、分からない。



でもイルカの方から食べないかと誘われると、なんとも言えず幸せな気持ちになるのだ。
不思議だなあ。
カカシは改めてイルカを眺めてみた。 可愛い要素があるようには思えないのに。
イルカが唇についたアイスを舌でぺろりと舐めとるのをみてやっぱり美味しそうだと思った。
どちらかというと、その唇が。




食堂で 4
食堂で 6



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