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夜のスーパー




まあ、その偶然見ちゃったんだけどね。
お母さんに言われて、私は夜のスーパーにお使いに来ていた。
そのレジでのこと。
私がレジをしてもらっていたら、その前のレジで見知った顔の人がレジをしてもらっていた。
カカシ先生とイルカ先生。
この二人で買い物とは珍しいもの見ちゃったわ。
食料品や日用品をたくさん買い込んで、まるで二人で生活しているみたいな。
レジの人が「カードは持っていますか?」とイルカ先生に聞いて、イルカ先生は財布の見たけどなかったみたいで慌てていた。
カードってのはスーパーの会員のカードで、これを使うと品物が安くなったりポイントが貯まる。
「ない〜。」
イルカ先生がしょげている横でカカシ先生が自分の財布を取り出した。
「ああ、そういえば、この前買い物に来た時、俺が財布に入れていたの忘れていました。」
イルカ先生は「良かった〜。」と言いながらレジの人にカードを渡していた。
そんで、二人で無事にレジを済まして買ったものをエコバッグに入れていた。
何故か、精算はカカシ先生でエコバッグは二人お揃いで。
諸々の言動から何が導き出されるか。
まあ、きっと仲がいいのよね。
仲良しなだけだわ。
と、私は無理矢理結論付けて夜のスーパーを後にした。
次の日、見て見ぬふりをして大人の対応した私にカカシ先生が言ってきた。
「サクラ、昨日見たでしょ?」
スーパーで買い物中の俺とイルカ先生を。
「見ましたけど。」
控え目に言うと、カカシ先生はニコニコ笑って。
「そうか〜見ちゃったか〜俺とイルカの先生はね〜実はね〜」と語りだそうとしたのでストップをかけた。
「仲がいいだけだと思わせておいてください。」
いろいろ知ったら、何だか大変そうだもの。
カカシ先生はちょっと残念がっていたが、これでいいのよ、きっと。
だって、人の恋路を知っても空しくなるだけなんだから。








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