距離
夜、テレビを見たり雑誌を読んでいたり、と寛いでいて気づいたことがある。
何をって、イルカ先生との距離だ。
ご飯を食べ終わって、テレビを見ながらお茶飲んだりアイス食べたりしていると、気づくとイルカ先生が俺の隣にいたりする。
確か、最初に座っていた位置は向かい合わせだったはずなのに。
おかしいな〜と思っても、俺はとりあえず口には出さなかった。
なぜなら、イルカ先生は指摘すれば逃げていくのは勿論のこと、もう寄ってきてくれなさそうだから。
再び、俺の隣に近寄ってくるまでは、かなり時間を要するに違いない。
それにだ。
いつの間にか、俺の肩に頭を乗せていたり、背中にぺたりとくっ付いているイルカ先生って・・・・・・いい!
すごーくいい!
そういう時に剥いている蜜柑を一粒あげたり、食べているアイスを一口あげたりして、その度に、あーんと口を開けてくるイルカ先生ってば、すげー可愛い。
そんなイルカ先生に俺は心の中で身悶えている。
あー、可愛い、和む、癒される、好きすぎる〜!って。
でも、そんなことチラリとでも出せば、あっという間に逃げ行くのは必死だ。
だから心の中で、じりじりしているけど。
そのうちバレそうなんだけど。
多分、そんなことを考えているのがバレて、イルカ先生に逃げられそうになったら、きっと俺は・・・。
ぎゅーっと抱き締めて離さないんだろうな〜と思ったのだった。
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