悪戯
お風呂から、あがるとカカシさんが既にベッドで寝ていた。
一週間の任務から帰ってきたばっかりで、しかも激務だったらしい。
早く休めばいいのに俺が帰ってくるのを起きて待っていた上に、一緒にご飯食べて、更にお風呂あがるのを待つって言っていたけど。
さすがに無理だったらしい。
スヤスヤと寝ている顔は、安らかだが、少しやつれている。
布団から出ている肩に布団を掛け直した。
さて俺も寝ようかと思ったら、あるものが目に入る。
布団から出ているカカシさんの足。
寝相が悪いのか、はたまた暑かったのか。
はたまた長身だからか・・・。
カカシさんの素足。
ちょっとした、イタズラを思い付いた。
人差し指で足の裏を触った。
起きない。
もう少し触る。
まだ起きない。
コチョコチョコチョ。
指で擽る。
ピクリと足が動いた。
擽る度合いによって足がピクピクとして面白い。
しばらく続けていたら、足が逃げるように布団の中に入った。
更に擽ろうと布団の中に手を入れたら、逆にすごい力で布団の中に引っ張られた。
「なーに、してんの?」
カカシさんの低い声が頭の上の方でする。
「イタズラしちゃ駄目でしょ。」
見上げると目を閉じたまま喋っている。
「カカシさん。」
「寝よ?お休み。」
そう言うと声は途絶えた。
再び、寝に入ったらしい。
疲れていたのに起こしてしまったのかな?
ごめんね。
カカシさんにピッタリとくっ付くと温かい。
一週間ぶりのカカシさんの体温。
これが一番の俺の睡眠の源だ。
text top
top