やきもちいっぱい
上忍の控え室でイルカ先生の誕生日について紅とアンコが話をしていたらカカシがすっごい怖い目つきで二人をを睨んできた、何か言いたげに。
「何よ?」
「紅さ、イルカ先生の誕生日にプレゼントあげるな」
「いきなり何を言ってるのよ」
「俺、イルカ先生にプレゼント要らないって言われたのに・・・。のに!他の誰かから貰うなんて絶対駄目ってか許せん!」
「すっごい嫉妬ねえ。日頃からただでさえヤキモチ妬きまくっているのに」
「・・・それはまあ反省すべき点はあるかもだけど」
日頃の行動を思い出しのか、カカシはやや殊勝げになる。
「反省すべき点だらけよ」
鋭く紅が突っ込むとカカシは咳払いして誤魔化した。
「とにかく!何人たりともイルカ先生に誕生日プレゼントあげるの禁止。飴玉一個くらいならいいけど」
いいな!と紅とアンコに指を突きつけるとカカシは控え室を出て行った。
「あれってさー」
紅の隣で二十六本目のミタラシ団子を食べていたアンコがぼそりを呟いた。
「あちこちで言っているよねえ」
七班の子供たちにも火影さまにもアカデミーでも。
所構わず、誰彼構わず。
「イルカの耳には辛うじて入ってないようだけど」
「イルカ先生も大変ねえ」
思わず言った言葉にアンコはにやりとした。
「でも愛されてるからいいんじゃない」
「そうね」
愛があればだいたいなことは許される・・・気がする。
「でしょ?」
アンコが差し出してきたミタラシ団子を一本貰って紅は齧り付く。
妙に甘ったるく感じたミタラシ団子だった。
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