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マイハニー



朝、起きるとイルカ先生が既に起きていて朝食の準備をしていてくれていた。
俺が起きると声を掛けてくれる。
「あ、おはようございます。カカシさん。」
「おはよーーーうございまーーす。」
返事をしながら欠伸をしたら間延びした返事になってしまった。
イルカ先生は「お疲れのようですね。」と、くすりと笑って「じゃあ、甘いお茶でも用意しましょうか?」と言ってくれた。



甘いお茶とは、時々、朝に飲んでいる紅茶に、たっぷりの砂糖を入れたものだ。
糖分は疲労にいいしね。
最近、俺、忙しかったしなあ。

再び、欠伸をする俺にイルカ先生は「顔を洗っている間にお茶の準備しておきますねー。」と言った。



顔を洗って、朝食の準備をされているテーブルに戻ると湯気に出ているコーヒーカップがあった。
仄かに香る、紅茶の匂い。
甘い匂いも漂って、飲んだら疲労回復できそうだ。
少し熱いけど、まあ、いいか、とコーヒーカップに口を付けた俺は、一口飲んでから咳き込んだ。


「ゴホゴホッ、な、何ですか、これ?」
コーヒーカップの中身は、舌を火傷するかと思うほど熱くて、それに激甘だった。
紅茶の匂いは確かにするんだけどな〜。


「あ、それはですね〜。」
イルカ先生は、ちょっと照れたように笑った。
「今日は紅茶に蜂蜜入れようと思ったんですけど、蜂蜜が固まっていて。」
「で?」
「蜂蜜をレンジでチンしたら、まるで飲み物のように、とろとろになったから、これ飲めばカカシさん元気が出るんじゃないかと思って。」
そうだったのか。


「じゃ、これは蜂蜜の融けたものなんですね?」
「あ、はい。でも、紅茶も入ってますよ。」
つまりはだ。
「蜂蜜入りの紅茶ではなく、紅茶入りの蜂蜜なんですね。」
「そうです。」
イルカ先生は、にっこりと頷いた。


だから、熱くて甘かったんだ。
「それ、好きじゃないですか?」
俺の様子を見てイルカ先生が心配そうに聞いてくる。
「甘すぎでした?」
「いーーええ。」
俺は首を横に振る。
「ぜんぜん、飲めます。」
少し冷めた、紅茶入り蜂蜜を俺は、ぐっと飲んだ。
口の中に甘さが広がる。
これは、これでいけるかも。



「それにね。」
ぱちりと俺は、イルカ先生にウインクした。
「このくらいの甘さも熱さも、なんてことないですよ。」
ふふふ、と笑う。
「だって、俺達の方が何倍も甘くて熱いでしょ?」


そう言うとイルカ先生は「朝から何言ってるんですか?」と真っ赤になって「顔洗うの忘れていた!」と洗面所に逃げていってしまった。


そんなイルカ先生を見て、朝から気力が充実して、ヤル気が漲ってしまう俺。
そして紅茶入り蜂蜜を見てから思った。


俺のマイハニーは、いつも可愛いなあ〜って。








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